悔いのない観劇人生を!

たった一度きりの人生、だったらやっぱり

メモミュ先行お披露目公演の話。

 はじめましての方もそうでない方もこんにちは。

 

前回の記事へもスターやアクセスありがとうございました!

 自分の気持ちの伝わり方ってやっぱり気になりますよね…と引用スター見ながらさらに考えたりしてました。結局のところどう伝わったのかって、その気持ちを伝えた相手しか分からないから怖さがありますよね〜。

 

 

さて、今回は27日にピューロアンバサダーとして『ミュージカル「MEMORY BOYS~想い出を売る店~」』(以下メモミュ)の先行お披露目公演に参加させていただきましたのでその感想等を書いていきたいと思います。

まさか先行お披露目公演に当たると思わず、当選メールが届いた時は出先でしたが思わず笑顔になってしまいました…個人的にちょうど忙しい時だったので頑張って生きてて良かったなってなりました、感謝です。そして前回の記事の最後にもちょうどメモミュの話題を書いていたのでますますビックリしました!

いよいよ本日初日を迎えるメモミュを一人でも多くの方に観てみたいなと思ってもらえたらいいなと思いながら自分なりの感想を書いていこうと思います。

 

当日は公演の前に、ピューロランド館長小巻さんとネルケプランニング社長野上さんのご挨拶とフォトセッションタイムもありました。

まず小巻館長のお話では、原作である『想い出を売る店』は映画化したこともある作品でいつかピューロランドでもショーが出来たらと思っていた作品だったという話や、原作者でありサンリオ社長辻さんが特に気に入っている作品である話、今回の劇中では映画の中で使われた劇中歌が使われていたり舞台セットには映画でも使われていた実際のランプが置かれているという裏話などを聞くことが出来ました。

野上社長のお話では、コラボ作品第一弾の『ちっちゃな英雄(ヒーロー)』が先月約三年間の幕を閉じたことに関するお話で「ねずみロスという言葉も生まれたみたいで…でもみなさん、安心してください。この作品(メモミュ)でまた新しい推しメンが出来ますよ!」といったお話をされていたので、クスッと笑ってしまったりねずみ男子たちのことを思い出して懐かしさと寂しさを思い出したりしちゃいました。そして今回のメモミュについては「2.5次元作品で培ってきたノウハウを活かしています」とお話がありました。実際にこの挨拶の後に公演を観ていてなるほどなと思ったところがいくつもありました、その点に関してはまた後ほど。あと野上社長のお話ですごく印象的だったことは演劇の生の良さについてのお話があったことです。私は元々舞浜のショーやパレードのおたくなので、やっぱりその時その場で味わうことの出来る生の良さみたいなものの虜になっているところがあって。やっぱり映像とは違うじゃないですか。それに同じ内容のショーやパレードでも、その日その回によって全く違っていて。だから何度見ても飽きないんですよね。それに同じ空間にいるっていう近さみたいなものも好きです。舞浜のおたくだからこそ今こうしてピューロのショーやパレードも好きになる運命なんだろうなって思います(?)話が逸れまくってますが、つまりは舞台でもショーやパレードでもDVDやライビュ等の映像でも楽しめてしまう時代だけど、生で体験出来るものは生で見たら100倍楽しいから現場に来てほしいってことです!本当に生で見ると見ないでは多幸感とかドーパミンの分泌量とか全然違うと思うので!(?)

お二人のご挨拶の後はフォトセッションタイムということでマイメロちゃんとチームフォルテの6人が登場しました!

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 最初はマイメロちゃんとチームフォルテメンバーと小巻館長と野上社長が並んでの撮影でしたが、後半は上の画像のようにマイメロちゃんとチームフォルテメンバーの撮影でした。ちょっとこの陣形見てちっちゃな英雄のことを思い出してしまいしんみりしてました。マイメロちゃんの今回の衣装なんだか新鮮な印象受けますよね?!そしてまつ毛が可愛い…。可愛いといえばフォトセッションの後にマーチ役の瀬戸さんとマイメロちゃんからの挨拶もあったのですが、マイメロちゃんの挨拶の番になったらすごく緊張してドキドキするのを落ち着かせようとするマイメロちゃんがとっても可愛かったです!挨拶も可愛くて…全世界絶対に見た方がいいので映像配信とか…お願いします…。

 

さて、現時点でだいぶ長くなってしまいましたがこれから公演について書いていきたいと思います!なるべくネタバレはしないように書くつもりですが、なにも前知識入れずに楽しみたい!という方は、ぜひ公演を見てから読んでいただければと思います。

感想の前に、まずはメモミュのあらすじを。

あらすじ

個性豊かなMEMORY BOYSが働く「想い出を売る店」では、誰もが持っている、大切な想い出に触れることができる。
ある日、コンサートを控えたバイオリニストのルバートとその兄ラルゴが店を訪れ、亡き父と共に演奏していた頃の想い出に触れていった。
しかしコンサートの直前、2人が大切にしているバイオリンが無くなってしまう。
バイオリンの行方を探るMEMORY BOYSは、過去にも兄弟のバイオリンが壊される事件があったことを知る。

果たしてバイオリンは見つかるのか?過去の事件との関係は?
物語の鍵は、忘れたくない、忘れられない想い出。

 

【2018/6/30(土)~上演!】MEMORY BOYS ~想い出を売る店~ | 観る | サンリオピューロランド

詳しい物語の流れについては、こちらの記事に写真付きで詳しく書かれていますので気になる!という方はこちらをどうぞ!▼

男性俳優とマイメロディの感動ミュージカル!サンリオピューロランド「MEMORY BOYS~想い出を売る店~」

 

今回もちっちゃな英雄に引き続きストーリーテラー役はマイメロちゃんです。個人的には前回よりもマイメロちゃんの出番が多くなってると思うので、マイメロちゃん好きな方嬉しいだろうな〜!って思いました。この物語についての導入部では、マイメロちゃんの横には紙芝居の枠のような感じのモニター(?)がありマイメロちゃんの語りとともにさまざまなイラストが流れてきました。このモニターをはじめ、メモミュってちっちゃな英雄と比べると映像を使った演出が多いです!例えばMEMORY BOYSが作った想い出を見る場面では本物のシャボン玉も出てきますが、複数の丸いスクリーンに想い出の映像が映し出されます。刀ミュや最近の方のテニミュでも映像演出多くなってきましたが、映像を使うことで演出の幅ってたしかに広がりますよね。映像だからこそ出来る演出もありますし…これが野上社長の話されていたノウハウの一つなのかなってなりました。あと中盤でMEMORY BOYSの三人がおそらくランダムで客席のお客さん数名にとあるお願いごとをする場面がありますが、ファンサとは違いますが客席一体型のようなシーンがあるのもノウハウの一つかな?と思いました。ちっちゃな英雄って、ねずみ男子たちが通路を走っている時に流れでハイタッチが出来た場面もありましたが、基本的に客席に座っている私たちとねずみ男子たちの間には見えない壁のようなものがあって近い距離だけれども世界が違うような感じでしたが、メモミュではその壁がなくなって客席にいる私たちはただの観客ではなくメモミュの世界のモブのような立ち位置になっているようなイメージです。そしてお願いごとが終わったらご協力ありがとう!の歌が始まったのじわじわきました。

 

演出面の話はこのくらいにして、キャラクターについてのお話を。

まず、主人公マーチは天然キャラでいつもニコニコ元気なMEMORY BOYSのリーダーです。セレナ(セレナーデの愛称)からはノクタン(ノクターンの愛称)と合わせてバカコンビなんて呼ばれています。でも、純粋だからこその真っ直ぐさがある、優しい男の子って印象です。でも本人的には無自覚で人を救ってるって感じで……なんていうかちっちゃな英雄のジョージのようなタイプかな?と思います。

セレナーデはメガネキャラでツンデレ(ってマーチに言われてる)でMEMORY BOYSのおかんというおたく絶対好きになるキャラだ!!って印象です。なんだかんだマーチに呆れてることが多いものの、マーチのことを信頼しているところや、これはチームやキャストさんによると思いますが演じる方によってアドリブ部分の遊びが美味しくなりそうだなって思いました(?)

ノクターンは常に眠そうで…というかすぐ眠っちゃうというテニスでいうジローみたいなイメージですかね…?なんとなく佐野ノクターンはにこまるみたいな印象だなという感想が強くて…。マーチとのバカコンビのやりとりがすごく可愛いです。

ルバートは気弱そうなイメージかなと思いましたが、自分の思いをしっかりと持っている子で、笠原ルバート歌が上手いなあってなりました…あと個人的に印象的なのはバイオリンの弦が切れた時に躊躇わず弦取っちゃったところで、なんというか男らしいというか決断がサッパリしているなと。あとお兄さんのことが好きなんだなっていうのが伝わってくるところ良いなってなりました。

ラルゴは見た目のイメージと違ってすごく優しいお兄さんって印象です。人を見た目で判断しちゃダメ!ですが、ぱっと見ての情報でまずこういうキャラなのかな?ってつい考えてしまいます。なのでラルゴってちっちゃな英雄でいうところのジェラルドみたいな感じかな?って思ってました。優しくてちょっと弱さも感じられるところなども観終わってから特に印象に残ったキャラクターです。

グリッサは登場した瞬間から嫌な奴!って感じが強いなって印象でした。すごく上手いソロ曲も歌い方が、なんていうか周りに対してトゲトゲしいというか喋り方も全然優しくない感じで分かりやすく嫌われ者みたいな感じで。でもただの嫌な奴じゃないって物語が進むにつれて分かっていきますし、最終的にはめっちゃいい奴じゃん!!になりました。そういえば悪役!って感じの悪役って、もしかしてピューロのショーやパレードにはいないかな?ってなりました。悪いことをしてしまっても、それってなにかしらの事情があってのことだったり…また話が脱線しましたが、サンリオが伝え続けている『みんな仲良く』のメッセージがどの作品にもちゃんとあるからこそ、お互いを分かりあって認めあって仲良くなれるのかなってことまで考えちゃいました。

…と、かなり主観的にですが初見でのそれぞれの印象はこんな感じです!

あと、劇中歌の話ですが「Re Re Re Re Re ♪」の曲の時に文字が出てきてくるくる回ったりするところや、曲調が可愛くて好きだなって思いました。

 

何回ちっちゃな英雄と比べると〜って書くんだよ!って自分でもなりましたが、ちっちゃな英雄と比べるとメモミュは演劇ってイメージの作品かなと思います。私の個人的なイメージですが、子ども向け…というか子どもも大人も楽しめるものがテーマパークのショーだなと思うので、私基準で考えるとメモミュは大人向けな作品かなって思いました。カルペ*1のようなダンスもなく、全体の雰囲気も落ち着いてストーリーが続きますし、家族や友情の大切さみたいなものは、大人の方が心に刺さるんじゃないかな?って思います。

楽しかった想い出って何回思い出してもその度に嬉しい気持ちになりますし、逆に辛い想い出って思い出したくなくてもふっと頭に浮かんで悲しくなったり…想い出のパワーってすごいですよね。そんなさまざまな想い出がきっかけになっていろんなことが起こるメモミュの世界、ぜひ一度遊びに行ってみてください!

私もまだ一度しか観ていないので曖昧なところなどありますし、早くチームアレグロも観てそれぞれのチームの色も楽しみたいです!

この夏はぜひ涼しい屋内型テーマパークサンリオピューロランドへ!!*2

 

 

今回も最後まで読んでくださりありがとうございます!

各チームの公演情報等は公式ツイッターやピューロランドのサイトをご覧くださいませ!

そして!7/2からはファンサイトもオープン予定とのことで!これからどんな作品になっていくのか私もとても楽しみです!

 

 

 

 

それでは!

 

 

 

やまざきさんのお題箱

*1:ちっちゃな英雄の劇中歌『すばらしい世界』の中に出てくる「カルペディエム」という歌詞。この時の振り付けがとても覚えやすいもののため、振り真似をしてねずみ男子たちと一緒に踊っている方が多かったです。

*2:フェアリーランドシアターはじめ、かなり空調が効いている場所もあるので羽織ものがあると安心かと!