悔いのない観劇人生を!

たった一度きりの人生、だったらやっぱり

キャスト変更についての話。

はじめましての方もそうでない方もこんにちは。

 

前回の記事へもスターやアクセスありがとうございました!

引用見てこの方はこのお写真好きになってくれたのかな?など想像して嬉しくなりました。

お写真もすごく可愛いですが、やっぱりこと演劇に関しては生で観ることが一番だなと思うのでぜひまだ観たことないよという方は一度観に行ってください!

 

 

さて、今回はこちらの記事を読んで私が思ってきたことをつらつら書いていきたいと思います。

jtgh125a5.hatenablog.com

 もう何度も「分かる…」と頷く箇所がありました。

私自身キャスト変更が嫌だと思う気持ちも、キャスト変更が嫌だと新キャストのことをとにかく悪く言うおたくが嫌だと思う気持ち両方持っています。

やっぱり変更前のキャストへの思い入れもあるし、でも新キャストとなる人が悪いのか?というと別に何も悪いことしてないんですよね…。だからといってすぐに受け入れられるかどうかはやっぱり気持ち次第です。

そして現実を受け入れきれない自分のこと嫌だなと思いつつも、嫌な気持ちは変わらないしなあという。

 

 

キャスト変更のショックから抜け出せた方っているんでしょうか。キャス変してから結構経つのですが、今でも思い出しては泣いたり愚痴ったりして全然立ち直れません。ふとした瞬間に「えっなんでいないの…?」と心の底から驚くんですよね。脳が理解を拒否している。怖い。

 

キャスト変更の呪縛から脱け出せない - それはそれはおめでとうございます

 ショックだなと思ってもすぐに受け入れられる時って、私の場合は自分がその作品自体にあまり深入りしていない時かなと思っています。

直近で言うと10月のショバミュ*1ですが、まずキャスト変更の事情が事情ですし、そもそも私は今回の公演で初めてショバミュに触れることになったので作品自体にすごく思い入れがあるのかと聞かれるとまだ何もない状態ですという答えになります。なので初日に観劇していてもとくに違和感を感じることもなくスッとこういうキャラなんだなあって思えました。

 

逆にショックで仕方なくて結局モヤモヤしたまま千秋楽を迎えたこともあります。

テニミュ2ndシーズンの全国立海と今年6月のアンプラネットです。

まずテニミュですが、言わずもがな跡部様のことです。

2ndシーズンは青学の代替わり以外キャスト変更なく全国大会決勝戦まで進んできました。しかも主人公であるリョーマは初戦である不動峰戦からずっと小越さんでした。1stシーズンのライバルズの映像を見て、このシーンをキャストが誰一人変わらず見ることが出来るなんて…!と楽しみにしていました。そしてなにより私は2ndシーズンの氷帝が大好きでした。*2

そんなこともあり、全国立海公演の発表を見た時はすごく驚きましたし混乱しました…なにか大きなお仕事だとしてもなぜこのタイミングで??となりました。

ツイッター上でもいろいろあったなあと思いますがもう三年前?になるのでさすがにはっきりとは思い出せないです。初日を迎えてもどうしても私の中の跡部様は青木さんのイメージが強くて、違う人なんだな…と舞台上に小沼さんが出るたびセリフが出るたび思いました。そしてやっぱりなんで出てくれなかったんだろうという気持ちも浮かんできました。それでも地方公演も観ていくにつれ、当たり前ですがどんどん演技が変わっていって、最初の頃よりもなんでと思うことは減っていきました。減っていくだけで全く消えるわけではありませんが。そして大千秋楽、ライビュ会場で挨拶を見ていてすごくたくさんの人からのいろんな想いを受け止めつつ今日まで走り抜けてきたんだなと有難くもなんだか申し訳ない気持ちになりました。

いろいろ思うことがありましたが、今は結果的に小沼さんのことをテニミュで知れて良かったなと思っています。テニミュ以降数作だけですが出演されている舞台観に行きましたが、どの作品の役も跡部様とは違う系統の役で、観ていて新鮮で楽しかったです。そしてこの人だからこそあのタイミングのキャスト変更で選ばれたんだろうなって思いました。そう思うまでに時間はかかりましたが、なんというかこう思えるようになれて良かったなと思います。

 

 

とは言っても受け入れられなかった私の気持ちだけの問題でしかないのもわかってます。新キャストさんは何も悪くない。お芝居もとてもよかったです。技術も申し分ない。きちんと役と向き合っているんだなとも感じました。

  

キャスト変更の呪縛から脱け出せない - それはそれはおめでとうございます

ネット上だけのことではありませんが、あんまりマイナスな発言するのって好まれない傾向ありますよね。なのできっと言わないだけでキャスト変更のことずっと嫌だと思ってる人もいると思います。個人的には言わないことが大人だ云々よりも、思ったことは一つの意見として発信してほしいなと思います。それをどう受け止めるかは、その意見を見た人次第だと思うので。

東京公演が終わり地方公演を経てついに凱旋公演になるにつれ、あんなに公演発表の頃に見かけたキャスト変更へ対するマイナス意見は見かけなくなっていったと思います。きっと嫌な気持ちのある人もいたと思いますが声に出さなかった人が多かったのかな?とも思いますし、実際観てみたら良かったじゃん!パターンがまあ大半かなとも思います。

どの舞台の場合もそうですが、結局のところ始まるまでが一番騒がしく、初日の幕が上がってしまえば手のひら返しのように新キャストの良いところについてツイートしているなってイメージあります。

 ハイステでも散々キャスト変更や新キャストについての意見がありましたが、終わってみれば最初に比べてなんやかんや言ってる人たちかなり少なくなっているなと思います。

 

 あとアンプラネットについて。もう個人的にどうしたらいいのかずっと悩んでいました、この夏はずっとどうしたらいいのか悩んでいました。

以下AW設定*3は崩して書いていきます。

まず私はドルステに対して絶対にキャスト変更をしないと信じていました。だってキャスト変更していく作品だったら今頃活動休止宣言*4もヘルプクルー*5もない世界だったと思うので。

そこまでして一人のキャラに対してこのキャストだけ!という形をとってきていたので、謎の安心感がありました。

でも、そもそもアンプラネットの設定*6がキャスト変更可能な感じだと知った時は今後についてすごく不安になりました。設定出てきた時点でテニミュも控えていたので。

そしてこの設定が6月の公演で適用されました。初日、なんとなく本編の途中でこれはもしかして…と思う瞬間もあり少し覚悟をしたものの、やはりラストでキャスト変更が確定された瞬間はどうしたらいいのか分からなくなりました。とにかく衝撃的すぎてライブパートでも呆然としていました。勝手に信じきっていたのは私ですが、信じていたからこそのガッカリ感というか。しかもライブパートが新衣装だったので、私の好きだった頃と違うグループがステージの上にいるなあみたいな、そういう寂しさみたいなものも感じました。

 

後任って言い方も失礼だと思っていて、今のあのキャラは新キャストさんだけなんですよね。それで勝手に推しくんの中のあのキャラがいなくなったような気がして寂しい。世間から新キャストさんが認められて、推しくんがだんだん忘れられてくのも寂しい。

 

キャスト変更の呪縛から脱け出せない - それはそれはおめでとうございます

 すごく嬉しいことなのですが、6月の公演からアンプラネットを知ったり好きになったという方たくさん見かけます!自分の好きなものを他の人も好きになってくれるって嬉しいことなのですごく嬉しいです!でもその6月より前のことがだんだんと周りから忘れられたり、忘れる以前に知らないって聞くのがすごく怖くて寂しいなって思います。素直に。

6月からいろいろ考えました。その間にイベントやライブもあり、自分なりになんとか受け入れられるようにってしてきました。もちろん新しいサティも好きです。でもイベントの中で前のサティの話をサラッと自分のことのように話された時はどうやって飲み込もうか悩みました。キャラとしては同じなんです、でも違うんです、その公演出てないじゃん?って思いました。

今もこうして思ったこと書いていますが、こんな感じで思ったことをツイートしていました。そうしたら受け入れきれないことに対していろいろ言われました、文句を言うなよ的なニュアンスの。それで数ヶ月経ってもまだ受け入れきれていない自分が悪いんだな、無理矢理にでも受け入れなきゃ!ってさらに悩んでしまいましたが、私の出した結論としては無理にでも受け入れることをやめることにしました。都合よく楽しんでいこうってことにしました。なので私は6月より前と後では違うサティだと思うことにしています、その方が悩んでいた期間よりも気持ちがラクになれたので。周りに合わせて無理するのも違うなと思いましたし。

よく聞く「文句があるなら来るな」ってありますけど、私個人としてはもしかしたら今日の公演を見たら良いと思えるかもしれないって期待を込めてなんだかんだ言いつつもチケット手放さず劇場まで通うことが多いです。舞台って実際観てみないと分からないじゃないですか、それに日々新しくなっていきますし。それでもどうしても観ていてつらくなる時もあるので、そういう時は行かないという選択をすることもありますが。

 

あとこれはキャスト変更と言うのか?となりますが、『ちっちゃな英雄』のチーム変えとキャラ変更も個人的に結構悩みの種です。

まずチーム変えですが、だいたい三ヶ月ごとに新チームに交代になります。その時に前チームから継続して新チームに出演する方もいれば、チーム変えのタイミングで卒業される方もいます。そしてチームが変わることで今まで同じチームだったキャストさん同士が別々のチームになってしまったり。

私は前回の記事にも書きましたが、チームで言うとAquaとTomorrowの頃通っていました。回数で言うと一番観たのはTomorrowです。やっぱり多く観た分思い入れが強いなと最近とくに考えることが多いです。というのも、ここ最近のチームの公演を観ている時にどうしてもAquaとTomorrowのことを思い出してしまいます。このシーンはあの子はこうしていたなとか、この歌の歌い方はああだったなとか。思い出しながら、もうあの子たちはいないんだよなあって気持ちになってしまいます。当たり前なのですが。

現チームが嫌だとかそういう気持ちはないです。ただ私が通ってた頃と違うことがなんとなく寂しいなと思ってしまうだけです。

 

寂しくて来る日も来る日も円盤を観てしまいますが、せっかく何度も通った公演の思い出が薄れていくんですよね…。円盤のカメラの画が、自分の目で追ったものを上書きしていってしまう。そういう意味でも円盤観るのやめたいんだよなぁ。

 

キャスト変更の呪縛から脱け出せない - それはそれはおめでとうございます

 ちっちゃな英雄に関して言うと円盤になっているのは初代チームのみなので、円盤を繰り返し見ることで思い出が薄れるということはないのですが、円盤の代わりが現行チームの公演だなと思います。作品自体好きなので何度も観に行ってしまうのですが、やっぱり最近は思い出の上書き的な意味でちょっとこわいなと思うこと多いです。

そしてこの思い出の上書きがこわい理由もう一つあります。それはキャストさんのキャラ変更です。

以下私が思いつく限りのキャラ変更まとめです。

※アンサンブルからの変更は除いています

・三井さん  ジェラルドブックス

・綾切さん  ロベルトブックス

・永松さん  ハンスロベルト

・月岡さん  ロベルトジョー

・磯村さん  ジェラルドジョー

・花塚さん  ブックスジェラルド

・松田さん  ハンスブックス

キャスト変更について思い入れの強さで悲しいかどうかのお話はすでにしましたが、キャラ変更に関しても同じ気持ちです。

私は三井さんのことはブックスから見たのでとくにブックスであることに違和感はなく、むしろ私はすごくハマり役だと思いました。でもきっとキャラ変更がどうしても…という方もいたと思います。

永松さんは一度だけハンスの時を見ていましたが、一度だけでその時の記憶もほぼないのですんなりとロベルト見られました。そしてやはりハマり役だなと思い、ロベルトとしての期間の短さに勿体ないなと思いました。月岡さんもコミックジャックで見ただけなので今のジョージとしての明るい姿すごく見ていて好きです。

綾切さんのブックスは配信でしか見ていませんが、なんとなく見るまで緊張しました。私の知っているのは森ねずみのリーダーで頼れるお兄ちゃんなロベルトなので。そして配信で見ていてもなんというか自分的にはしっくりこなくて。それは演技が上手い下手の話ではなく私の中のロベルトのイメージが強すぎてブックスとしての姿に違和感を感じたからだと思っています。

磯村さん花塚さん松田さんに関しても同じで、Smileの頃のイメージが強すぎて今もなんとなく違和感を感じることがあります。私はSmileの子ども向けショーのようなチームの色がテーマパークのショーとしてピッタリだなと思い、そんなところがすごく好きです。思い入れがやっぱりあります。そんなSmileの頃と今は違うキャラなんですよ、なのであの時とは違うんだなってすごく思ってしまいます。そして今何度も公演を観ることで思い出を上書きしていくことがこわいです。それこそ円盤がないのでSmileの頃のことって自分の記憶の中でしか残っていません。

ということでキャラ変更について前向きであったり後ろ向きであったり矛盾している考えなのですが、どの方も前のキャラも今のキャラもとても大切に演じてくださっています。なので今のキャラを見ることももちろん楽しさがあります。私は同じ系統の役ばかりよりも、いろんな系統の役を演じる方を見たいなと思っているので、そう考えるとかなりこのキャラ変更は系統変えてきていますよね。でもやっぱり思い入れのあるキャラでなくなる姿を見ているのは寂しさなどあります。綺麗事ばかり言えないです。

 

 

なんだか長々と書いてしまって脱線している気がしますが、キャスト変更のショックから抜け出せるかどうかは自分の気持ちや考え方によるんじゃないかなと思います。

時間が解決するってよく言われますが、きっと時間の長さの問題というよりもその時間の中で自分の考えを整理したり新しい意見に出会って考え方が変わったりって要素が強いのでは?と思います。

別にキャスト変更は無理に受け入れなくていいと思います。自分のペースで受け入れ体制整えたり、どうしても無理なら作品から離れたり。自分に合う方法で向き合えばいいんじゃないかなって思います。

そして人それぞれ考え方が違うことが生きていくうえでの大前提なので、キャスト変更賛成派は否定派を、否定派は賛成派に対して悪く言うことは違うと思います。よそはよそ、うちはうちではないですが、「なんで受け入れられないの?!」みたいなこと言われた時にお前は私の気持ちの何が分かる?!ってつい怒りたくなりました。人それぞれ思いの強さなど違うのに自分と同じを強要するってなんだかな〜って思います。

あと賛成派意見や肯定的意見以外は排除!みたいな風潮も好きではないです。別に嫌なら嫌でその理由がはっきりしているならいいじゃんって思います。よく舞台の感想でも否定的な意見あまり見かけませんが、逆に私はフォロワーさんがボロクソに文句言っていた舞台が気になってチケット取って観劇したこともあります。やっぱり私的にも文句ありましたが、でも観劇したおかげでその原作を知り原作を読んで原作のことすごく好きになったので結果的に良い出会いのきっかけになってくれて感謝しています。なので否定的な意見でも、もしかしたら誰かにとって良い結果になるかもしれないので思ったことはなるべく発信してほしいです。とくに舞台作品はチケットを買った人しか観れなくて、その観た人しか感想発信出来なくて、知るという機会が限られていると思うので。

あんまりにも所謂過激派みたいな意見や誹謗中傷などはさすがに…と思いますが、自分の感じたことはそれがプラスでもマイナスでも大切にしてほしいなと思います。

 

 相変わらず長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございます!

 

それでは!

*1:『Live Musical「SHOW BY ROCK!!」-深淵のCrossAmbivalence-』

*2:テニミュを劇場で見始たのが関東立海からなので、ドリライや運動会以外で初めて観られた全国氷帝はとくに思い入れのある公演です。記憶の上書きがこわくていまだにDVDも数回程度しか見れていません。

*3:ドルステにはアイドルを演じている役者はいません、アイドルと役者は別人ですよというお約束があります。

*4:『みんなでドルフェス2015』でのプレゼント◆5からのお知らせですが、結局活動休止なのか解散なのか今となっては確かめようもないですがどっちだったんですかね?私は解散って聞こえた派なのですが終わりのない論争になるので、一応活動休止ということにします。

*5:CHaCK-UPのクルーの一人である水星人★ミミタが長期的にライブ活動を行うことが出来ないぞ?という時に、冥王星人★ポミィが以降ヘルプクルーとしてライブ等へ参加することになりました。

*6:「アンプラネットは実は本当の宇宙人であり、地球人に憑依している」という設定のため、憑依している身体を変えましたということか可能であり、六月に行われたミュージカライブでもこの設定は随所出てきました